2024年7月より水曜日の診療時間は12:30まで
滅菌というのは、機械によってどこまでしっかり滅菌ができるかが変わってきます。
滅菌の機械の種類としてはヨーロッパ基準で、クラスN<クラスS<クラスBに分かれています。
きのこ歯科こども歯科では、世界で最も厳しいとされているヨーロッパ基準クラスB規格のオートクレーブを導入しています。様々なオートクレーブがありますが、その中でもクラスB規格はさらに基準が厳しく「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」といわれます。患者様が安心してきのこ歯科に通えるよう滅菌には力をいれております。
洗浄 ➡ 対象物からあらゆる異物を(汚染や有機質を除去すること。表面に付着した汚れを洗い、すすぐなどして除去する工程です。
消毒 ➡ 生存する有毒な微生物の数を、感染の危険性をなくすレベルまで減らすために用いられる処置。必ずしも微生物をすべて殺菌したり除去するものでは、ありません。
滅菌 ➡ すべての微生物を除去または殺菌する行為。それを「滅菌」といいます。
【スタンダード・プリコーション(標準予防策)の重要性】
標準予防とは「あらゆる人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性微生物を含む可能性がある」という考えを基にすべての患者さんに適応する感染予防策です。歯科医院で処置にあたる私たち自身を守り、そして患者様から別の患者様への感染を予防するためには、標準予防策を厳守することが重要です。血液、唾液にふれたハンドピース、スケーラー等のインスツルメントが感染経路とならないよう、患者様毎の適切な滅菌が必要となります。
以前新聞にも、取り上げられてた記事です。きのこ歯科こども歯科ではタービンなどの複雑な構造物も患者様ごとに滅菌し使用させていただいております。
きのこ歯科こども歯科では患者様ごとに手袋の交換を必ず行っています。
治療に使用する器具は全て個別パックしクラスB規格のオートクレープ(高圧蒸気滅菌装置)で完全滅菌。使用直前に開封しております。
歯を削るタービンなどの道具は患者様ごとにタービン専用の洗浄器にて洗浄後、クラスS規格のタービンの滅菌に特化した『iClave』にて完全滅菌を行っております。
治療に使用するすべての器具をオートクレーブ(高圧蒸気滅菌装置)にて完全滅菌しています。肝炎やHIVなどすべてのウィルス・細菌を滅菌しています。
手袋だけではく、紙コップ、診療器具を置くトレーや紙エプロン、縫合糸などは多くの物で可能なかぎり使い捨ての物を使用し、患者様に安心して診察を受けて頂けるよう環境を整えております。